平屋建てと2階建ての比較

家づくりのヒント

平屋建て100㎡、2階建て100㎡(1階50㎡、2階50㎡)という同じ床面積であることが前提として比較した場合、平屋・2階建てそれぞれの特徴があります。

まず言えることは平屋・2階建て共に同じ床面積であれば当然、平屋建てのほうが平面的な面積が大きくなるため、家の基礎の部分と屋根部分が2階建てに比べて多くなります。
基礎や屋根はお金がかかる部分でもあるので、その部分が増えるということはその分2階建てよりも平屋のほうがそれだけ基礎や屋根に材料のコストがかかるということになります。

一方で2階建ては平屋建てに比べると基礎の部分は少なくなりますが、2階建ての場合は当然2階へ上がるための階段が必要となってきます。
平屋建てであれば階段が必要なくそのスペースを部屋などに利用することが可能となりますが2階建ては階段部分のスペースが必要となります。
また2階建ての場合であれば、必ずではありませんが1階・2階にそれぞれトイレが必要となります。
ですから、同じ床面積であってもコストとして考えた場合、平屋建てに比べて2階建ては部屋として使える面積が少し少なくなってしまいます。他にも平屋と2階建てにはそれぞれのメリットとデメリットがあります。

平屋のメリット
・階段がないため家の中で移動がしやすく、掃除がしやすかったりまた階段の掃除も必要がない。
・ワンフロア―なので家族のコミュニケーションが取りやすい。
・階段が必要ないため間取りをコンパクトにしたり、収納を増やすことが出来る。
・2階がなく、高さが低いため構造的に強く、地震の時のリスクは2階建てに比べると低くなる。
・家のメンテナンスがしやすい
・バリヤフリー対策が比較的しやすい。

2階建てのメリット
・土地が小さくても延床面積を多くとることが出来る。
・平屋に比べると2階部分は日当たりが良かったり、防犯対策になる
・1階と2階に分かれているため、プライベートが確保しやすい
・プライベートが確保しやすいため2世帯住宅に向いている

平屋建てか2階建てか家を建てる際に決める時には、家族構成や将来的な事をしっかり考え、それぞれのメリットとデメリットを考慮した上で自分たちのライフスタイルにあった方を選択するようにすることが重要です。

積水ハウスの平屋・2階建てラインナップ
平屋ラインナップ
「平屋の季」「里楽」

2階建てラインナップ
イズ・シリーズ
「IS STAGE (イズ・ステージ)」「IS ROY+E (イズ・ロイエ)」「IS ROY+E COZY STYLE(イズ・ロイエ コージースタイル)」
ビー・シリーズ
「BeSai+e (ビー・サイエ)」「Be mod+e (ビー・モード)」「Be mod+e gent(ビー・モード・ジェント)」「Be ECORD(ビー・エコルド)」
シャーウッド
「Gravis Stage (グラヴィス・ステージ)」「The Gravls(ザ・グラヴィス)」「緑の家」「M’Gravis Stage(エム・グラヴィス ステージ)」「Gravls villa(グラヴィス・ヴィラ) 」「Gravls Bellsa (グラヴィス・ベルサ)」「modellare(モデラーレ)」「ROOM MORE(ルーモア)」「IORI(いおり)」「IORI Architect Line(いおり アーキテクトライン)」

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住まいのトータルアドバイザー 元ハウスメーカー社員の経験をもとに住まいの情報を発信中! 住宅業界に身をおいていたから分かる【家づくりのためのポイント】をご紹介します。

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