積水ハウス、その他のハウスメーカー、工務店、どこで注文住宅を建てるのかによって必要な費用や家の価格は違ってくるのはもちろんですが、家の値段を決める要素として、木造や鉄骨などの建物の構造の種類、使用する建材や設備など様々な条件によっても建物の価格は変わってくるのです。
そして実は建物の形によっても家を建てるための価格が変わってきます。
仮に同じ建物の構造で、同じ建材や設備で家を建てた場合、どのようになるか考えてみます。
家は四角に近いシンプルな形ほど価格が抑えられ、複雑な形になればなるほど価格が高くなります。
なぜ複雑な形の家ほど価格が高くなるのか下図を見て下さい。
1つの四角の辺が10mと考えた場合、Aの面積は120㎡・Bの面積も120㎡・Cの面積は100㎡となります。
そして外周はAが140m・Bが160m・Cが180mとなります。
まずAとBの家を比べた場合、面積が同じ120㎡の家にもかかわらず、Bの家のほうが外周が20m長いということになります。
つまり外周が長くなる家のほうがその分だけ壁の長さが長いため、その分使う材料が多くなってしまい家の価格が高くなるということです。
そして、BとCの家を比べた場合、面積がBの家は120㎡でCの家は100㎡にもかかわらず、外周はCの家が180mとなっています。
つまり複雑な家の形になればなるほど、家の面積にかかわらず外周が大きくなってしまうため、その分価格が高くなってしまいます。
例えば、AとCの家を比べた場合、外周の差は40mとなります。仮にCの家で180mの壁に100万円かかっていたとしたら、Aの家の壁は約77万円となり、約23万円のコストダウンとなります。
価格だけでいうとシンプルな形の家のほうが、複雑な形の家と比べると安くなるのですが、実際はライフスタイルに合った形や暮らしやすさ、光の入りやすさやデザイン性など様々な重要な要素もあります。家を建てる時に価格の事を考えるのはもちろんですが、このあたりのことも考慮に入れて家の形を考えることも重要です。
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