注文住宅を建てるには、建物本体を建てる費用とは別に様々な費用が必要となります。
家づくりに必要な費用をしっかりと理解することで、家づくりをスムーズに進めることができたり、予算オーバーになることを防ぐことができるため、結果的に良い家づくりをすることが出来ます。
住まいづくりにかかる費用
住まいづくりにかかる費用は大きくわけて3つに分類されます。
①本体工事費
②別途工事費
③諸費用
本体工事費
建物本体を建てるためにかかる費用で、仮設、基礎、内外装仕上げ材、電気設備など建材と工賃など家をつくるために必要で家づくりの中で最もお金がかかる費用となります。
一般的に注文住宅の価格や坪単価は、この本体工事費のことを指していることが多くなります。
別途工事費
家づくりでは、建物本体の工事以外にも工事を進める上で必要となる付帯工事費と、家具やカーテンなどのインテリア関係、外構や造園などエクステリア関係などに必要な費用となります。
主に、解体工事費・地質調査費・地盤改良費・ガス、給排水引き込み工事、冷暖房工事・照明器具・カーテン・置き家具・外構・造園などとなります。
諸費用・その他費用
登記費用や印紙代、火災保険・地震保険、住宅取得やローン手続きなどを行う上でかかる、様々な費用のほか、仮住まい費用や引越し費用、式祭典費用などとなります。
家づくりに必要な総費用
目安ですが、総予算を100%とした場合の各費用の割合は本体工事費が全体の約75%~80%を占め、次に別途工事費が約15%~20%、諸費用・その他費用が約5%~7%と考えておくと家づくりに必要なおおよその価格を知ることができます。
平成27年度上半期フラット35利用者調査報告よると注文住宅の戸当たり床面積の全国平均は129.1㎡となっていますので、積水ハウスに当てはめると坪単価を60~85万円と考えた場合、約2,340万円~約3,315万円を本体工事費と考え全体の80%として計算すると、別途工事費が総予算の15%となるため約440万円~約620万円程度必要となり、諸経費を5%と考えると約140万円~210万円程度必要となります。
総額で家作りに必要な費用は約2,340万円~約3,315万円(本体価格)+約440万円~約620万円(別途工事費)+約140万円~210万円(諸経費・その他費用)で約2,920万円~約4,145万円ほど必要となります。
家づくりにかかる費用を考える場合は本体工事費・別途工事費・諸費用のすべてを含めた金額を総予算として考えて計画してください。
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