積水ハウスは1997年に工業化住宅としては世界初の梁勝ちラーメン構造として新しい構造システムβシステム構法を開発しました。それから20年が経ち、βシステム構法をさらに進化させた3階・4階建て重量鉄骨の新構法「フレキシブルβ(ベータ)システム」を開発した事により、3・4階建て鉄骨住宅の構法「βシステム構法」を新工法「フレキシブルβシステム構法」に刷新しています。
フレキシブルβシステム
フレキシブルβシステムは、従来のβシステムより柱の幅を2倍にする事で強度を強くする事に成功。梁も高強度梁を採用する事によって最大スパンを拡張させ高強度の柱と梁が、かつてない大空間を実現し、設計の自由度を今までよりも格段に向上させました。
そして、フレキシブルβシステムは、安全で快適である事はもちろんの事、外壁の耐久性能やデザイン面でも都市型住宅に不可欠な敷地対応力を実現。従来の「βシステム」と比べて2.5倍の強度を持つ事に成功しています。強度を増す事によって柱の必要本数を約25%も削減する事が可能となり施工時間の短縮に繋がるだけではなく、その事でいままで以上に開口部をとる事が出来るようになりました。
さらに、高強度梁「WHビーム」を導入した事によって最大9メートルのスパンにも対応し、乗用車3台分の駐車スペースの確保や大開口の窓の設置が可能となりました。
まとめ
フレキシブルβシステムは重量鉄骨と軽量鉄骨のメリットを合わせ持ち、今までの3・4階建て住宅の概念を打ち破る画期的な構法。居住性能と限られた土地を最大限に活用出来るだけではなく、強度性能も高く安全性の面でも優れています。積水ハウスでは宅のラインナップである「ビエナ」「ベレオ・プラス」などに採用されています。
このように進化したフレキシブルβシステムを開発した事により、これまで以上に施主の要望に応え、理想的な住みやすい家をつくる事が出来るようになった積水ハウス。今まで以上に設計自由度と空間提案力を高めた戸建住宅を積水ハウスのフレキシブルβシステムが実現し、3・4階建て住宅に新しい価値を生み出すかもしれません。
★おすすめPICK UP記事!★
⇒管理人がオススメする注文住宅コストダウンの方法!!
⇒家づくりで絶対にしてはダメなこと!!
コメント