注文住宅を建てるのであれば、大手ハウスメーカーが良いけど価格が高いイメージがあるのではないでしょうか。実際にハウスメーカーと工務店を比べた場合、ハウスメーカーのほうが工務店より2割~3割ほど高くなる傾向にあります。
一般的にハウスメーカーの坪単価は平均で約60万円~90万円と言われているので、2割~3割安い工務店の坪単価は約40万円~60万円くらいとなり、坪単価にして約20万円~30万円の違いがあるので、30坪の家を建てた場合は600万円~900万円、40坪の家を建てた場合は価格にして800万円~1200万円ほどの差が生まれてきます。
では、なぜハウスメーカーの価格が工務店などに比べると高くなるのか、その理由はハウスメーカーは研究開発費や全国各地にモデルハウスなどの住宅展示場を維持するための費用、そしてそれらを宣伝する広告費など、ハウスメーカーの経営を維持するために必要なコストを家の建てる際に値段に上乗せするからなのです。
しかしその分、ハウスメーカーは長年の経験と実績から家を建てるためのサポートが整っているため、土地探しや資金計画、住宅ローンなど家作りのサービス、アフターケアや保証が充実しているというメリットがあります。
積水ハウスの場合
積水ハウスで考えた場合、積水ハウスは大手ハウスメーカーの中でも価格や坪単価は比較的高いほうだと言われており、坪単価は60~85万円となっています。
しかし、全国で200万戸以上の住宅を供給している業界トップクラスの実績を誇る日本を代表するハウスメーカーであり、その実績と信頼性は他にはない積水ハウスだからこそのものです。
また業界の最先端の技術を使った「ZEH」「HEMS」などといった機能や「シーカス」「エアキス」「グリーンファースト」といった技術力が家にいかされており、20年新築保証に加え、ユートラスシステムにより10年ごとの保証延長にも対応しているなど充実したアフターサービスと3か月点検、1年点検、2年点検、5年点検、10年点検、15年点検といったメンテナンスサポートでコストパフォーマンスに見合ったものとなっています。
ハウスメーカーか工務店か?
ハウスメーカーか工務店どちらで家を建てた方がいいのかというのに正解はありません。つまりハウスメーカー、工務店どちらで家を建てるにしても、家を建てる上で重要なポイントは業者選択を間違えないことです。
予算や技術力、デザイン力、プランニング力、アフターサービスの充実などといった点を総合的にとらえ、自分にあったベストな会社を見つけることが注文住宅を成功させるポイントです。
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